国公立大学と聞くと、共通テストで5教科7科目勉強しないと受けられないと思っている方も多いのではないでしょうか?
実は、全国の国公立大の中にも私立大と同じように共通テスト3教科で受験出来る大学があるんです。
では、首都圏だと主にどんな大学が挙げられるかを今回は見ていきたいと思います。
※下記内容は昨年度入試の情報となります。2022年度入試については各大学の入試要項を確認ください。
■東京都立大学 法学部 (前期)
2020年4月に首都大学東京から東京都立大学へと名称を変更しました。
目黒に都立大学駅(東急電鉄東横線)という駅がありますが、キャンパスはそこではなく八王子にあり南大沢駅(京王電鉄相模原線)が最寄りになります。
早慶上理ICUやGMARCHなどを志望するメンバーの併願校として挙げられることが多いです。
■横浜市立大学 国際教養学部/国際商学部 (前期 B方式)
こちらも前述した難関私大グループの併願先としてよく挙げられます。
しかし、5教科7科目必要な前期A方式の方が募集人員も約2倍と多いため、B方式の方が難易度が格段に高くなります。
また、共通テストと2次試験をあわせた1200点満点のうち、英語が600点と半分を占める点も大きな特徴と言えます。
■埼玉大学 経済学部 (前期 国際プログラム枠入試)
上の2校同様、難関私大の受験と併せて出願を検討するケースが多いです。
こちらの選抜方式は入学後に“グローバルタレントプログラム(GTP)”に参加することが条件となります。
その他にも3教科で受験可能な国公立大として
■高崎経済大学 地域政策学部/経済学部
■群馬県立女子大学 文学部/国際コミュニケーション学部
■神奈川県立保健福祉大学 保健福祉学部(社会福祉学科)
などが挙げられます。
また、後期日程では
■東京外国語大学 国際社会学部
■お茶の水女子大学 文教育学部
■東京海洋大学 海洋生命科学部/海洋工学部/海洋資源環境学部
といった難関国公立大が意外にも共通テスト3教科で受けることが出来たりします。
もし気になる大学・学部があった人は、調べてみると併願校の選択肢が広がるかもしれませんね。