毎年受験生の中には、「複数校合格出来たけど進学先に悩んでいる」という人もいるのではないでしょうか?
もちろん進学先を決めるのは自分自身。
何を優先するのか、メンバーによって大学選びの基準はそれぞれ違います。
とは言っても、実際に難易度が同じくらいの2つの大学にW合格したらどちらに進学している人が多いのかも気になりますよね。
そこで今回は有名な大学グループ、日東駒専(日本大学・東洋大学・駒澤大学・専修大学)の経済・経営・商学部に絞って、W合格した場合に進学率が高い大学を見ていきましょう。
※今回の内容は2021/11/20週刊ダイヤモンドを参照元にしています。前述の通り、大学選びの基準は人それぞれであるため参考程度に留めていただけると幸いです。
まず、同じ大学間でのW合格の場合はどうでしょう。
日本大学 経済学部 vs 日本大学 商学部
→進学する人が多いのは 日本大学 商学部
東洋大学 経済学部 vs 東洋大学 経営学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経済学部
駒澤大学 経済学部 vs 駒澤大学 経営学部
→進学する人が多いのは 駒澤大学 経営学部
専修大学 商学部 vs 専修大学 経営学部
→進学する人が多いのは 専修大学 商学部
これはどの大学間も結果は拮抗しており、同じ大学間の経済・経営・商学系だと進学先に大きな差は見られませんでした。
次に他大学との比較です。
東洋大学 経済学部 vs 日本大学 経済学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経済学部
東洋大学 経営学部 vs 日本大学 商学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経営学部
東洋大学 経済学部 vs 駒澤大学 経済学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経済学部
東洋大学 経営学部 vs 駒澤大学 経営学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経営学部
東洋大学 経済学部 vs 専修大学 商学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経済学部
東洋大学 経営学部 vs 専修大学 経営学部
→進学する人が多いのは 東洋大学 経営学部
と、ここ数年で東洋大学の人気は上昇しており、他の文系学部でも東洋大学の強さが際立っていました。
5年前は日大と東洋では日大への進学率の方が高かったのですが、この数年で逆転が起こっています。
では、日本大学・駒澤大学・専修大学でのW大学の場合はどうでしょう。
日本大学 商学部 vs 駒澤大学 経営学部
→進学する人が多いのは 駒澤大学 経営学部
駒澤大学 経済学部 vs 専修大学 経済学部
→進学する人が多いのは 駒澤大学 経済学部
日本大学 経済学部 vs 専修大学 経済学部
→進学する人が多いのは 日本大学 経済学部
というような結果でした。
専修大学に関して、商学部は神田キャンパス(東京都千代田区)ですが経済学部・経営学部は生田キャンパス(神奈川県川崎市)と都心から少し離れている点が、進学を決める上で影響を及ぼしている可能性もありそうですね。
(参考)専修大
■神田キャンパス
【設置学部】法学部・商学部・国際コミュニケーション学部
■生田キャンパス
【設置学部】経済学部・経営学部・文学部・人間科学部・ネットワーク情報学部
日大や専修大は、日東駒専グループの中で公務員に強い大学と言われています。