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上智大、公募推薦入試の意外な倍率

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難関私大グループ早慶上理ICUの一角、ソフィアという名称で親しまれている上智大学。

 

「高校の評定は良いけど、模試の成績を考えると上智は厳しそう…」 

 

「上智って聞くと英語がすごく難しいイメージがあって、自分にはちょっと…」

 

そう思われている方も少なくは無いと思います。

 

しかし、意外にも公募推薦入試の倍率は一般選抜ほど高くないんです。

 

出願資格に関しても、

 

文学部 英文学科

法学部 国際関係法学科

外国語学部 英語学科

 

の3学科は確かに英検準1級と高度な英語力が必要ですが、それ以外の学部・学科はいずれも英検2級さえあれば出願することが出来ます。

※評定平均値の指定はあるので、詳しくは入試要項を確認ください。

 

そして毎年、一般ではなかなか厳しい成績状況でもこの公募推薦入試で合格を勝ち取る受験生が何人もいます。

 

そんな上智大の公募推薦ですが、実際に昨年度入試の倍率がどうだったかを学部ごとに見ていきましょう。

 

・神学部

志願者11名 → 合格者8名

倍率1.4倍

 

・文学部

志願者186名 → 合格者94名

倍率2.0倍

 

・総合人間科学部

志願者178名 → 合格者71名

倍率2.5倍

 

・法学部

志願者136名 → 合格者78名

倍率1.7倍

 

・経済学部

志願者143名 → 合格者48名

倍率3.0倍

 

・外国語学部

志願者202名 → 合格者130名

倍率1.6倍

 

・総合グローバル学部

志願者133名 → 合格者52名

倍率2.6倍

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・理工学部

志願者47名 → 合格者14名

倍率3.4倍

 

いかがでしょうか?

 

 

また、学科に関して昨年度の公募推薦入試で倍率2倍を切っていたものは下記の通りです。

 

神学部 神学科 ★

 

文学部 哲学科

文学部 史学科 ★

文学部 英文学科 ★

文学部 ドイツ文学科 ★

文学部 フランス文学科 ★

 

総合人間科学部 社会福祉学科 ★

総合人間科学部 看護学科

 

法学部 法律学科

法学部 国際関係法学科 ★

法学部 地球環境法学科

 

外国語学部 英語学科 ★

外国語学科 ドイツ語学科 ★

外国語学部 フランス語学科 ★

外国語学部 イスパニア語学科 ★

外国語学部 ロシア語学科

★は2021年度入試・2020年度入試の2年連続で倍率2倍を切った学科

 

結構ありますね。

 

なぜ一般ではあんなに人気なのに、公募になるとここまで倍率が下がる(志願者が少ない)のか。

 

その理由は、基準となる評定と英語資格を満たしている受験生が少ないという理由の他に“準備にかかる時間”が挙げられます。

 

特に上智大では、出願書類として自己推薦書や学科の指定するレポート等特定課題があり、そして試験日に学科ごとの個別テストと面接を受けます。

 

 

もちろん、学校推薦型選抜・総合型選抜を受ける受験生でも一般選抜を見据えて準備に取り掛かかる必要があります。

 

高3の秋以降は模試も目白押しな上に、受験直前期なので共通テストと過去問の対策もしていかなければなりません。

 

しかし、公募推薦の準備を入念に行うことが出来れば合格可能性はぐっと近付くかもしれませんね。

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