引用元:https://www.osaka-u.ac.jp/sp/drwani/
大阪大学の公式マスコットキャラクター、ワニ博士。
1964年に大阪大学豊中キャンパス理学部の新校舎工事現場で発見されたワニの化石に、阪大の「知性」と大阪独自の「明るさ」が化学反応を起こしてワニ博士というキャラクターが誕生したそうです。
※日本で初めて見つかったワニ化石で、大阪府豊中市待兼山の地名を取ってマチカネワニと名付けられました。
阪大と言えば、「京大は単位が降ってくる、神大は単位が落ちている、阪大は単位が大阪湾に沈んでる」なんて揶揄されたりしてるよね!
確かに、単位取得は他大学と比較して難しい方だと思うよ!
そんな大阪大学ですが、受験生が興味・関心を持つキーワードからどんな学問が相性が良いかをマッチングする学問コンシェルジュ(進学分野診断)という診断システムを昨年2019年から大学HP上で運用開始しています。
このサービス提供にあたって阪大の約660の研究室が協力をしてくれたそうで、高校生に身近なキーワードと科目の中から、研究テーマに関連するものを教授に選択してもらいました。
そしてそれらを基に作られたアルゴリズムに沿って、興味・関心のありそうな学問分野をマッチング率で示してくれるという面白いシステムです。
流れとしては、
1.関心のあるキーワードを5個以上選択する。
2.得意or好きな科目を3個以上選択する。
3.診断ボタンをクリック。
※キーワード・科目ともに、関心度も3段階から選ぶことが出来ます。
という至ってシンプルな手順なのですが、キーワードは約2,000語にも及び、その中から225個が毎回ランダムで表示されます。
多岐にわたる様々なキーワードが出てくるので楽しめると思います。
キーワード選択後に科目を選んで診断ボタンを押すとすぐに結果が表示さるのですが、選択した項目と関連度の高い学部・学科が4つ、向いている学問として提示されます。
私も何度か試してみたのですが、面白いことに
★ 医学部 医学科
★ 医学部 保健学科 看護学専攻
★ 医学部 保健学科 放射線技術科学専攻
★ 歯学部 歯学科
の4つが毎回診断結果として挙がってきました。
ランダムなので毎回違うキーワードが出てくるのに、結果が変わらないってなんか不思議ですよね。
また、表示された各学科のマッチング率下の“相関図を見る”ボタンをクリックすると、学科や研究室ごとの相関図も表示されます。
診断結果はあくまで参考ですが、自分に向いている学問がわからないという高校生はやってみると面白いかもしれません。