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最後のセンター試験、志願者の増えた大学と隔年現象

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はじめに、結論から言うとセンター利用入試で志願者増となった主要私立大は千葉工業大学/工学院大学/国士舘大学/東京都市大学/東京農業大学/日本大学/立命館大学/京都産業大学などでした。

私立大におけるセンター利用入試のボーダー得点、文系を中心にここ数年で多くの大学・学部でかなり上がっていますよね。

昨年度のセンター利用入試でも、得点率8割半ばでも日東駒専に不合格という声もあり、センターリサーチがA・B判定でも合格発表日まで決して安心出来なくなりました。

★センターリサーチについての記事はこちら

センターリサーチの信憑性

そんな昨年の反動もあり、今年で最後となるセンター利用入試では各大学で志願者数の減少が見られています。

18歳人口の減少や推薦・AO入試で年内に進学先を決めた受験生が多いことも理由の一つだけど、ボーダー得点率が高いセンター利用を諦めた人も今年は例年以上に多かったんじゃないかな。

MARCH・関関同立では軒並み高い減少率が見られ、前年比80%の大学も複数ありました。

※MARCH・関関同立のセンター利用入試で志願者が増えたのは立命館大学のみという結果です。

そんな中、志願者を増やしたのが理系大学です。

特に河合塾の定義する首都圏理系10大学では、大学ごとの難易度に差はあるものの合計するとセンター利用入試だけでなく一般入試も志願者増となっています。

首都圏理系10大学とは?!

千葉工業大学/北里大学/工学院大学/芝浦工業大学/東京工科大学/東京電機大学/東京都市大学/東京農業大学/麻布大学/神奈川工科大学だよ!

特に千葉工大では大きな伸びが見られましたが、やはり大学独自のクロスエントリーシステムや一般入試の試験日が比較的早いことなど、出願のしやすさが大きく志願者増へと繋がっているのではないでしょうか。

★クロスエントリーシステムに関する記事はこちら

大学志願者数ランキングで注意すべき数値

学部系統別の志願状況を見ても、理学部や工学部で志願者数を伸ばした大学が全体的に多かったと言えます。

理系でも薬学部や医療技術系の学部では志願者減少が目立ったよ!

主要大学に関しての志願者数の推移を確認すると、やはり隔年現象による影響が大きいですね。

特に冒頭で述べた日東駒専の大学グループではこの影響を強く受けています。

東洋は志願者は減少したけど、相変わらず人気だね!

今まで日東駒専を牽引してきた日本大学ですが、昨年相次ぐ不祥事もあり2019年度入試で志願者大幅減となりました。

そこで、2020年度入試で「この大学群で狙い目なのは日大だ!」と考えた受験生も多かったのではないでしょうか。

その結果、日大は今年センター利用・一般入試ともに志願者増となり10万人を超える志願者を集めることとなりました。

他にはどんな大学が志願者数10万人の大台を突破したの?

今年志願者10万人を超えたのは早稲田大学/明治大学/法政大学/日本大学/近畿大学の5大学になる見込みだよ!

一方、昨年センター利用で激しく難化した駒澤大学専修大学は今年度敬遠されました。

特に駒大ではセンター利用で前年比50%を割るという大事件!

参照元:駒澤大学 入試センター試験利用入試 前期日程 志願者状況

河合塾の2019栄冠めざしてvol.3におけるセンターボーダー得点でこんな数字を見ると、敬遠したくなる気持ちはとてもよく分かります…。

駒澤大学 文学部 社会学科 社会学専攻 87%

駒澤大学 文学部 心理学科 87%

駒澤大学 経済学部 経済学科 86%

あくまで一例ではありますが、駒大ではその他の学部学科でもボーダー得点率85%前後のところが多く見受けられました。

もはやMARCHと変わらないくらいの得点率だよね!

一般入試でも東京理科大学の経営学部や、中央大学で新設2年目となる国際経営学部・国際情報学部は昨年度高倍率であったため志願者を大きく落としています。

隔年現象を考えて出願することは確かに勇気がいることですが、リスクを取る勇気も時には大切かもしれませんね。

余談ですが、劇場版カイジ2で利根川の台詞「1に勇気、2に度胸、3に覚悟」という言葉がピンときます。

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