3人組の国民的音楽グループ、いきものがかり。
老若男女問わず、幅広い層から愛されていますよね。
私も学生時代によく聴きました(花は桜 君は美しという曲が好きでした)。
2017年1月に“放牧宣言”でグループでの活動を休止した時には大きなニュースになりました。
あれからもう3年が経つと考えると、時の流れは速いです。
そんないきものがかりですが、今年2020年4月に所属事務所キューブから独立するようで今後のそれぞれの活躍が楽しみです。
個人的に特に好きだったのがリーダーの水野良樹さんなのですが、水野さんは壮絶な大学受験を経験しています。
10年以上前ですが、Excite Music連載ブログで語った受験生活を読んで「こんなすごい人もいるんだ!」と衝撃を受けたのを今でもよく覚えています。
そこで、今回は水野さんの受験の軌跡を見ていきたいと思います。
水野さんは神奈川県立厚木高等学校を卒業後、現役で明治大学政治経済学部に入学しました。
難関私大グループのGMARCHに属しており、その中でも政治経済学部は明大の看板学部の一つですね。
しかし、大学入学後に水野さんは当初志望していた一橋大学へ向けて仮面浪人という形で受験勉強を再開します。
明大での学生生活に不満はなかったものの、一度立てた一橋大合格という目標を初志貫徹したいという強い思いがあったようです。
ただでさえ大学の講義で受験勉強に支障が出そうですが、水野さんは受験に関わる費用を全て自分で負担するために、海老名サービスエリアで早朝バイトを始めました。
この流れで、家路につくのは毎日23時過ぎ。
そして帰宅後も引き続き勉強し、翌日また4時起きという生活を続けていたそうです。
何度も自問自答した小田急線の南新宿駅のベンチは忘れられないとブログでも綴っています。
そんな1年の仮面浪人生活での努力が実を結び、第1志望だった一橋大学社会学部への合格を果たします。
しかも前期ではなく後期入試で、合格を勝ち取っています。
※現在は一橋大学社会学部の後期日程は廃止となっています。
水野さん曰く、南新宿駅のベンチでの自問自答の甲斐もあり、英語や数学ではなく小論文で得点を稼ぐことが出来たそうです。
2020年度の国公立大入試もいよいよ3週間を切りました。
4月から憧れのキャンパスで大学生活を送るために、残りあと少し。
受験生にとって今まで頑張ってきたことは、試験当日自信へと繋がると思います。
最後まで諦めることなく、前を向いて頑張りましょう。