東京の清瀬に、厚生労働省の委託を受けて社会福祉従事者・ソーシャルワーカーの養成を行っている大学があります。
それが、日本で最も歴史のある福祉専門大学の日本社会事業大学です。
高齢化社会の進む日本にとって、今後の活躍が期待される大学ですね。
そんな社事大、全国的な知名度は無いですが政府からの委託大学ということもあり学費が安く、入学金や授業料は国立大学の標準額相当となっています(奨学金制度も充実しています)。
福祉の東大とも呼ばれており、国家試験となる社会福祉士の現役合格率も全国トップクラスと福祉系大学のモデル的役割を果たしています。
授業も各学年に少人数クラスの科目を配置し、実習でも個別教育を重視したカリキュラム編成となっています。
これにより教職員との距離が近く、また、国家試験対策プログラムも充実している点も社会福祉の仕事に就きたい学生にとって大きな支えとなっているようです。
就職サポートに関しては学生支援課のきめ細かな就職相談の他にも、人事担当者を交えての法人合同就職説明会などを学内で実施することで企業との連携もしっかりとっているようです。
では、次に大学入試について見ていきましょう。
センター利用入試では3科目方式と2科目方式があり、2科目の方は個別試験で面接か課されます。
出願締切は1/22(水)消印有効なので今からでもまだ間に合いますね。
一般入試(前期)は3科目入試となっており、2020年度入試では試験日が2/1(土)なのですが出願締切は1/9(木)までセンター利用入試より出願締切が早く設定されています。
※一般入試の後期はまだ間に合います。
その他、珍しい入試方式として社会福祉分野推薦入試という推薦入試があります。
これは、継続的(3ヶ月以上の期間で30時間以上)に福祉のボランティア活動をしており、社会福祉分野の関係施設や団体から推薦を得られる人を対象に実施する入試で、試験科目は面接と小論文のみとなっています。
卒業後の進路も、約9割の学生が社会福祉分野への就職・進学を果たしています。
社会福祉系の学部を卒業した後に福祉分野に就職する学生の割合って、実は半数に満たない大学も多いので9割という数字は圧倒的な高さと言えます。
また、サークルも福祉ボランティア系の団体が非常に多いところも、社事大ならではの特徴の一つかと思います。
将来福祉に携わりたいという受験生にとっては、これ以上にない教育環境が整っている大学です。